国際バカロレア認定校の都立国際とは

国際バカロレア認定校は、そのほとんどがインターナショナルスクールや
私立の学校ですが、実は公立の高校でもIB認定行になっているところがあるのです。

私がとっても気になっているのは、東京都の都立国際高等学校です。
認定校のなかで、唯一の都立高校!
私も都立高校の出身なので、すごく応援したい気分です。

知らなかったのですが、学校自体は古く今年で創立30年だそうです。
正式にDP(ディプロマ・プログラム)の認定校になったのは、
平成27年5月。ちょうどDP1期生の進路の結果が分かったところですね。
夏季参照くださいね。

都立国際に限りませんが、公式HPのQ&Aは結構参考になります。

こんなQ&A見つけましたよ。

Q1 国内の大学に進学を希望しているのですが、それでも国際バカロレアコースを
受検してもよいのでしょうか。
A1 本コースは、原則、海外の大学進学を目指すコースです。
結果として、国内の大学に進学することはあると思いますが、
先ずは海外の大学進学を目指してください。

だそうです。

若者たちよ、まずは海外に行って色々経験し、
その目で日本を見つめ直してください!

ということなんでしょうか。
かなり個人的な意訳ですが。

日本人海外留学生はここの10年で減少傾向です。
私個人としてはよい呼びかけなのかな、なんて思ったりもします。

それと、都立国際でもう一つお伝えしておきたいことが。
日本語DPではない、ということなんですね。

HP内の年間授業計画では、1年生の時は英語で受ける授業が8に対して、
日本語で受ける授業が6です。
2年生、3年生になると体育などを除いてほとんどが英語で受ける授業になります。

おそらく外国人の教師も多いのだと思います。
都立高校に行きながら、この環境ってすごくないですか。

IBコース第1期生

こちら都立国際公式HPでは、いろんなことがかなり詳しく公表されています。
DP1期生の進路についても公表されていました。

IBコース第1期生(平成30年3月卒業) 合格大学一覧

こちらによりますと、イギリスの大学に16校24名、アメリカ12校12名、
オーストラリア5校8名、カナダ4校10名、香港3校3名、オランダ2校2名、
ドイツ1校1名、海外大学合計で43校60名となっています。

この合格人数については、1人の優秀な受験生が何校にも重複して合格
しているかは確認できませんでしたが、たぶんそうでしょう。

なぜなら平成30年3月卒業の国際バカロレア(IB)コース第1期生
19人とのことですから。

それでこの結果は素晴らしいですね。

その他日本国内の有名大学への合格人数についても記載がありました。

青山学院大学 1名、慶應義塾大学 3名、上智大学 3名、
同志社大学 1名、法政大学 1名、早稲田大学 2名です。

近年国際バカロレア資格が国内大学受験にも使えるようになってきています!

都立国際高等学校の学費

現役IBママの私がイチ推しな理由は、なんといってもお財布に優しいことですね。
私立校やインターナショナルスクールはとにかく学費が高いですから。

東京に住んでいたらなぁ。
ここに通わせたい。

授業料など諸経費はこちらをご覧いただくのが確かです。

さすが東京都。きちんと公表されています。
PTA会費まで(笑)

公立の年額はインターナショナルスクールの月額くらいな印象ですね。(苦笑)

入試の内容と偏差値

都立国際高等学校の気になる偏差値は、こちらのサイトによりますと
67でした。


なかなか敷居が高いですね。

ですが試験の内容が一般的な高校とは違いますので、
単に偏差値で入れる入れないは言えないのではないかと考えます。

どの様な入試であるかと言いますと、
それもHPで公表されています。

過去3年分の真剣問題が公表されていますよ。

ただし著作権保護のためパスワードがかけられていて、
登録した人だけが見れるようになっています。

登録は簡単です。
匿名でもできます。
自動返信ですぐにパスワードが送られてきます。
パスワードはどの問題にも共通です。
※印のもの以外はパスワード無しでも見れます。

ここで私が試験の内容やパスワードを公開するわけにはいきませんので、
ぜひご自身で確認してみてくださいね。

余計なお世話かもしれないですが、仮に高校の受験問題であったにせよ、
15歳のお子さんがネットに個人情報を入れて請求するには微妙な年齢ですよね。

ぜひ保護者の方の方で協力してみてあげてはいかがでしょうか。

他、公立の国際バカロレア認定校

私の調べたところ、今現在の「公立の」国際バカロレア認定校は、

中学だと、
市立札幌開成中等教育学校(北海道) 公立
東京学芸大学附属国際中等教育学校(東京都) 国立 ※中高一貫校

高校だと、
東京都立国際高等学校(東京都) 公立
東京学芸大学附属国際中等教育学校(東京都) 国立 ※中高一貫校
筑波大学附属坂戸高等学校(埼玉県) 国立

これだけしかないのです。

公立であればその地に住んでいることが要件です。
国立なら、通えるところに住んでいればいいのですが、首都圏在住でなければ
実際には難しいでしょう。

それに国立ともなると偏差値もハイレベル。
わずか一握りの生徒だけがくぐれる門となります。

せめて各県に1校、欲を言うと学区内に1校の
公立の国際バカロレア認定校があれば…

子供たちに公平にチャンスが与えられるのに。
国際バカロレア目指してみようかなって現実的になるのに。

私は自分が裕福な家庭でなかったから、
親に私立の学校に行きたいって口が裂けても言えませんでした。

どうか やる気のあるすべての子供たちが報われるような
世の中になって欲しいです。

公立の国際バカロレア認定校が増えることを願います。