国際バカロレアの資格取得方法

こんにちは。今回は国際バカロレアの資格取得方法について書いていきたいと思います。

私は現在2人の子供を国際バカロレア認定校に通わせています。
もちろんIBの資格取得を目指しています。

ということで、どのような流れで資格取得できるのか 私達家族も知っておく必要がある
ため調べてみました。今日はその内容をシェアしたいと思います。

まずは情報のソースをご紹介しておきます。

一般規則 : ディプロマプログラム

これはIBO(国際バカロレア機構)に公式な資料で誰でも閲覧できます。
ちなみに私は学校の保護者会でいただきました。

ただこういう資料を読み込むのって労力のいることですよね。(汗)

ということで、ここでは学校が要点をまとめてくださった資料も参考にしつつ、
さらに簡単に書いていきたいと思います。

【お願い】
実際に受験される方は、その時の最新情報を確実な情報元から入手されてくださいね。

IB試験の日程と試験会場

これ気になるんじゃないですか?
IBの試験は毎年11月の初めに行われています。
先生によると、近年実施日が早まっている
傾向があるとのことでした。(最近の例では、10月末にスタートしています。)

そして、試験日は1日ではありません。
6教科すべて受けるので、日程にもよりますが6日間に及ぶこともあります。

けっこうハードですね。(汗)

ただし試験会場は、慣れ親しんだ学校(高校)での受験となります。
この点では少しホッとします。

注)試験会場ですが、うちの学校の場合は自校で実施なのですが、他校でもそうなのかは
わからないです。すみません。

試験後24時間内にDPコーディネーターの先生がIB採点者に試験を郵送するそうです。

採点は自分の学校の先生ではないということですね。

試験料など

試験料は6月頃です。

2018年度では1,037 SGD(シンガポールドル)
でした。日本円で約9万円です。

1,037 SGDの内訳ですが、

登録料として 204 SGD、各教科の考査に
140 SGDとのことです。

国際バカロレアの試験が受けられる人(受験者の要件)

大前提としては、

・国際バカロレアのDP認定校に通っている
・IB学習者像に敵う(かなう)学生または
そうであろうと努力している学生
・試験料を納めていること

は言うまでもないことと思いますが、その他にも履修科目などにも注意する必要があります。

DP試験を受けるにあたっての要件

1)6つの教科群それぞれから計6科目を選択
2)うち3教科は高度レベルであること。
(その他3教科は標準レベル)
3)課題論文(Extended Essay)を完成させる。
4)知の理論(TOK)を履修し、TOKエッセイを  完成させ、発表する。
5)継続的に自発的なCAS活動に参加すること。

これらに関してはDP校の先生が親身になって相談に乗ってくれると思いますので、
心配はいらないでしょう。

ちなみに子供達の学校では教科の選択にかなり親身になってくれています。最低でも3回
の面談があり、うち1回は保護者も入った3者面談です。

大学によっては指定の教科を履修していないと受験できないようなところもあります。

教科選択はその後の進路(進学)を左右するので特に注意を払っているのだと思います。

IBDP取得の合格ライン

さて最後にIB資格取得の合格ラインについてまとめたいと思います。
残念ながらディプロマは、認定校に通っていれば誰でも取得できるものではありません。

評価には学内評価と外部評価がある。

まずは、評価には学内評価(内部評価)と外部評価があることを知っておく必要があります。
一発もののペーパーテストだけではないということですね。
普段からまじめに取り組んでいる子が報われやすいとも言えるでしょう。

内部評価と外部評価の割合は教科によって定められているようです。

例えば

Math 学内評価20%:外部評価80%
English 学内評価30%:外部評価70%

学内評価では、オーラル(口頭試問)があるのは特徴的ではないでしょうか。机上の理論
だけでなく、どうやって伝えるのかが問われるのは、IBらしいですね。

その外リサーチやプロジェクトなども学内評価の対象になるようです。

このような評価のあり方からも、私達の受験勉強とはつくづく違うものだなぁと実感してしまいます。

暗記、単純な計算。
一字一句間違えずに速く問題を解くことは、あまり求められていないのでは。

国際バカロレアの学びの中では、もっと深くて複雑で、答えが出ないようなことに向き
合っているような気がします。

それらはたった1回のペーパーのテストでは測りきれないのでしょう。

DP Scoring(点数について)

各教科(6教科)7段階評価で、教科合計の最高得点は42点となります。

これに自由課題論文とTOKに対するボーナス加点が0~3点付きます。

よって最高点は45点です。

子供達から聞いた話ですが、35点採れたら海外大学の上位50位ぐらいに入れるとか。

40点以上は相当すごいんだそうです。

合格点とDP取得要件

それではいよいよ合格ラインのお話です。

ディプロマ取得要件

最低でも24点以上
+
CAS充足
+
自由課題論文とTOKで最低でもD評価以上
+
ハイヤーレベルの教科で12点以上
+
スタンダードレベルの教科で9点以上
+
1点の評価があってはいけない。
2点の評価が3つあってはいけない。
+
スタンダードレベルの教科で2点を1つ以上取らない。

加えまして、

・既定の課題提出がない場合は、該当科目に関しての点数が決められず、
該当科目の点数が出ない。
・TOKや自由課題論文の提出がない場合は、フルディプロマの授与はない。

とのことです。

けっこう、厳しい…

単純に合格点24点以上、というお話ではないようですね。

まとめ

IBのDPコースは、その名の通りDP(ディプロマ diploma)を取得するためのもの。

diplomaとは、
免状、卒業[履習] 証書、学位記

といったような意味があります。

これぞ国際バカロレアの学びの集大成のコースですね。

ただし、これはゴールじゃなく始まり。
学んだことをどう活かしていくかが勝負です。

ハードではありますが、ぜひチャレンジして乗り越えて欲しいです。

母は応援しています!