MOCKテストって何?

今日は国際バカロレアのMOCK Exam(モックイグザム、モックテスト)について書いていこうと思います。

実は2~3年前まで、保護者会などで「モック、モック」と、よく耳にするけど何のことだかよくわかっていなかったのです。
時にはMOCK Examと言われたり、モックテスト、モック試験と言われたり。ちんぷんかんぷんでした。

が、ある時これが超重要であることを知り調べたり、尋ねたりするようになりました。
わからないことは先輩ママや先生方に聞いちゃうも手っ取り早いですね!みなさん親切に教えてくださいます。

余談ですけど、MOCKって何かの略かと思ったらそうではなく、この単語自体が「模擬試験」とか「疑似~」という意味があるのですね。

ということで、先に答えを言ってしまいましたが、国際バカロレアでいうMOCKとはIBの模擬試験のことです。

ただし、駿台模試とか東進模試とかいうのとは違って予備校や、あるいは英検のような団体などによって開催されるのではありません。実施するのはいつも通っている国際バカロレア認定校となります。

MOCKはどこで?いつやるの?

MOCKは言葉通り模擬試験ですので、本番さながらに行われます。
自分の仕上がり具合を判断するのにとても良い機会になります。
自分の「苦手」がわかったら、本番までに克服できます。

なんて呑気なことは言ってられないのです。
モックは自分の実力を測る以上の意味があります。

詳しくは次章に書きますので、ぜひ読み進めてください。

さて、試験会場ですが、上述しました通りモック試験は認定校によって行われるものなので、試験会場はいつも通っている学校です。(実は本番のIB試験もそうなんですよ!)

次に実施の時期ですが、IB認定校単位での実施なので、実施する時期はそれぞれ異なるようです。うちの子供達が通う学校では通常6月~7月に行われます。
今年はコロナの影響で延期か中止かと心配されていましたが、少し落ち着いてきましたので予定通り実施する方向のようです。

ということで、もう一度まとめますと、

モックテストどこで? 
→ 普段通っているIB認定校

モックテストいつ? 
→ 認定校による。
  (最近は夏休み前にやるところも増えているそうです。)

MOCK(模擬試験)が重要な理由

さて、先ほどMOCKが実力を測る以上に重要であるとお伝えしたのですが、なぜならモックの結果は見込み点(Predicted grades)に大きく影響するからなんです。

国際バカロレアには見込み点なるものが存在します。

当該認定校のDPコーディネーターは国際バカロレア本部にDP生のDP見込み点(Predicted grades)を報告することになっています。

つまりいつも教わっている先生が予測して点数をつけるのですが、IBO(IB本部)に報告される時点で、見込み点といえどある意味公式な点数となるわけですね。

もちろんMOCK(模擬試験)の結果がすべてではなく、普段の取り組みなども評価されるわけですが、それなりに影響するものと思われます。

そしてそれがなぜ重要かというと、実際に国内外大学受験の際の出願書類になってくるからなのです。

つまり、こういうことです。

出願時点でIBDP Final Result(本番の試験結果)が出ていれば関係ないのですが、そうでない場合、IBディプロマ見込み点が入学審査の重要な資料として提出されることになるのです。

大学側は見込み点を考査資料として活用することになります。

中には見込み点とその他の資料を総合して、最終合否を決める大学もあります。
最終合格がもらえたら、これほど幸運なことはありません!

また見込み点で条件付合格(仮の合格)を出して、最終IB試験結果を待って正式な合格とする場合があります。この場合大学側の要求点を満たさなければ、仮の合格は取り消されます。

というわけで、けっこう重要なのです!

見込み点( Predicted grades)については、こちらのIBOの公式な資料を参考にさせていただきました。 国際バカロレアを大学入学審査に生かす

見込み点は国内大学受験に効いてくる

時系列で考えてみます。

私達日本国内のIB認定校の場合ですと、本番の秋試験(11月)を受験することが多いのではないでしょうか。
その場合、試験結果(正式なIBスコア)が出てくるのは1月に入ってからです。

1月では、国内大学の国際バカロレア入試やAO入試の出願には間に合わないケースがほとんどです。このような場合に、見込み点を使うことになります。

逆に海外大学(←9月入学が多い)への出願の場合は、本番のIB試験結果を提出するケースが多いようです。

ということで見込み点は、日本国内IBDP生の場合、日本国内の大学受験に影響してくるものと思われます。

見込み点、何点あったらいいの?

一般的には…

IBディプロマの合格点は24点以上。
世界的な平均点がほぼ30点。

45点(満点)~39点以上で世界の超難関大学に合格。
36点以上で世界の難関大学に合格。

このように言われております。

何点必要かは、自分自身の目指すところによりますね。

先生から聞いたところですと、見込み点は、見込みといえど結構正確なようで、正式なスコアとそう乖離はしないそうです。

ただし、あくまで見込み。

見込み点後に頑張って追い上げて、本番の試験で数点アップした生徒さんもいたとのことです。

IB生の皆さんは見込み点をバネに、ぜひ最後まで諦めずにがんばってください!

コロナ禍でのIB模擬試験

最後に、コロナ禍でのモックについて私の考えをお伝えさせていただきます。

万が一ですが、新型コロナ肺炎感染拡大の影響で国際バカロレアの本番の試験がなくなってしまったら? 

これは私の推測ですが、今回中止になった2020年5月のIB試験同様に、最終評価は、そこまでの内部評価と最終試験以外の外部評価をもとに決められる可能性も高いのではないでしょうか。

見込み点が最終評価の際に重要視されることは予想がつきます。
先述の通り、見込み点はIB本部に送られていますので。

ということで、例年以上にMOCKが重要になってくる、というのが私の予想です。

日本国内では、これからの梅雨時期から蒸し暑い夏の間は、おそらくコロナ感染は落ち着いているとの見方が多数派です。逆に気温が下がり乾燥した季節に入ると再び猛威を振るう可能性が高いそうです。

なのでMOCKは無事開催されそうだけど、秋の本番の試験の頃のコロナの盛衰はわからない…
こんな状況でしょうか。

受験生の皆さん、親御さん、先生方。
先が見えず不安時期ですね。
私自身も一IB母として不安なことが沢山あります。

ですがくよくよしていても始まらないです。
自分を信じて、明るい未来を信じて、なんとか乗り越えていきましょう。

みなさんのここまでの頑張りが無駄にならぬよう、
心から応援しています。