国際バカロレアとは

国際バカロレアを学ぶなら、インターナショナルスクールと一条校どちらがおすすめ?

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インターナショナルスクール認定校vs認定一条校

私自身も国際バカロレアのことを調べ始めて知った「一条校」という言葉。
かたや「インターナショナルスクール」についても知っているようで知らないという様な状況でした。

ということで、今回これらをテーマに書かせていただきますね。

そもそも一条校とは?

いちじょうこう【一条校】

学校教育法第一条に定められた学校の総称。幼稚園・小学校・中学校・高等学校・
中等教育学校・大学・高等専門学校・盲学校・聾学校・養護学校。
各種学校や職業訓練校、保育所は含まない。

大辞林 第三版の解説

ちなみに学校教育法というものは、昭和22年にできた法律だとか。(古っ)

さらに教育課程については

教育課程等
就学前教育(幼稚園などにおける教育)・初等教育(小学校などにおける教育)・
中等教育(中学校・高等学校などにおける教育)の一条校の教育課程は、
文部科学省が「教育課程の基準」として公示する教育要領・学習指導要領に
基づいて定められる。
各学校の教育課程を定める際には、学校の設置者が文部科学省その他の官公署
(都道府県の教育委員会、「市町村」 「特別区」「地方公共団体の組合」の
教育委員会、知事部局)が作成した「解説」や「手引」を参考にして大綱を
定めて、各学校がさらに年間計画などの詳細を定める。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

とあります。
つまり、教育カリキュラムについては、文部科学省の定める
とおりに行わなければならないということですね。

一方、インターナショナルスクールは、この一条校には当たりません。

インターナショナル‐スクール(international school)

外国人子女を対象とする学校。小学校から高校課程の学校が多い。
帰国子女の入学も可能。日本国内では一般に各種学校扱いで、
大学などへの進学に制限がある。国際学校。

出典 小学館

インターナショナルスクールは、そもそもが海外からの日本へ仕事に来た
家族(お子さん)のために設立された教育機関なのです。
ですから日本人も通えますが、少数です。

となれば日本の法律が適応外なのも頷けます。

そして一条校に該当しないということは…?

そうなんです、国や都道府県からの補助金が受けられない
ということになります。
したがって、インターナショナルスクールの学費が高いことは
免れないということなのです。

また日本国民は、教育の義務があります。

インターナショナルスクールに、日本国民が通っていないのであれば、
税金を投入する必要もありません。
そのため国家や都道府県がインターナショナルスクールに補助金を
支給する根拠が低いのです。

 

国際バカロレア認定校にインターナショナルスクールが多いわけ

ところで上記にもありますが、インターナショナルスクールが
大学などへの進学に制限があるというのをご存知ですか?

要するにインターナショナルスクール卒では大学受験資格は
得られないということなんです。

なぜか?

大学受験に必要な資格は、国に認可された高等学校・中等教育学校を卒業
または卒業見込の人に受験資格が与えられるのです。
(補足:高等学校卒業程度認定試験(旧大検)の合格でも大丈夫です。)

インターナショナルスクールは一条校ではないため、大学受験資格と
ならないわけです。

実際にはインター出身者対象の募集枠を準備している大学も
あるようですが、国内にあるインター出身者を対象としない場合も
あったりでなかなか厳しいようです。

となると個人で高等学校卒業程度認定試験(旧大検)の合格を
受けるなどしなくてはなりません。

そこで注目されるのが国際バカロレア!
国際バカロレア資格を取得すれば国際的に通用する大学入学資格
を与えられ、国内外大学進学へのルートを確保することが
出来るわけです。

これならインターナショナルスクールが国際バカロレアを
積極的に取り入れる意義があるというものです。

 

今後増えるのは?

文科省は国際バカロレアのディプロマが取得できる、
いわゆる認定校を2018年(一部他情報によると2020年)までに
200校に引き上げるとか。

何の根拠があってそういっているのか…

実際には程遠く、目標は達成されそうにもありません。

そして、その数を伸ばそうとしているのは一条校です。

よほどの秘策がなければ、2020年であっても厳しいと思う
のですが、IBの主宰者団体と協議し、拠出金を支払うことで、
日本語での一部履修が可能になる、いわゆる日本語DPに
大いに期待を寄せているようです。

この日本語DPって、どうなんだろ…(汗)

この辺りはまた改めてリポートしますね。

まとめ

それではここまでの話を表にまとめてみたいと思います。
多少主観が混じっておりますが、お許しください。

項目
一条校
インターナショナルスクール
生徒 日本人がの子供多い。 外国人の子供が多い。
先生 日本人の先生が多い。 外国人の先生が多い。
学費 私立であればそれなりに高額であるが、公立校の場合は安い。
特に義務教育(小学校 中学校)おいては、ほとんどかからない。
国からの補助がないため、相当高額
参考記事:
 >>国際バカロレア一貫校の学費総額いくら?
 >>国際バカロレアと気になるお金。IB認定校にかかる費用は?
英語の使用 英語での教科でない場合(日本語DP)も多い。
休み時間や放課後、友達としゃべる時は日本語。
ほぼほぼ 英語
大学受験資格 あり なし
日本の大学受験を受けるなら
高等学校卒業程度認定試験
(旧大検)に合格する必要がある
卒業後の進路 海外大学も選択できる。
日本の大学も多い。
海外大学が多い。
IBの歴史 浅い。カリキュラム評価など
全てにおいて手探り。
古い。培われたノウハウがある。
進路指導も期待できる
多様性 やはり日本人が多いから、
日本カラーが強い。
様々な地域の人が通っているから、
肌の色、髪の色も違えば、思考や
礼儀や宗教も違う。
雰囲気もインターナショナル。
本当の意味で多様性。

国際バカロレアをインターナショナルスクールで学ぶのか、一条校で学ぶのか。
それぞれに良いところがあります。

どちらの方が自分に合っているのかじっくりと考えて選んでくださいね。

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国際バカロレア ママ
2人の子供たちはIB一貫校で学び海外大学へ。 過酷な(?)MYP〜DPで学ぶ子供たちを傍に見守りながら、いいことも悪いことも感じたことを綴っています。IBDPを取得し、またそれを活かして大学に合格した今振り返ると、いいことの方が多かったかな。日本にもっと国際バカロレアが広がるといいな!という気持ちでサイトを運営しています。
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