国際バカロレアの勉強(Task)とITリテラシーは切り離せない。

国際バカロレアとITスキル
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国際バカロレアの勉強は、ITリテラシーがないと捗らない

今回は国際バカロレアとITリテラシーについてです。
一見関係なさそうに感じられるかもしれませんが、それは大間違いです。
特にIBの勉強する上ではかなり密接してるものです。

そもそもリテラシーというのは?

リテラシー 【literacy】
読み書き能力。また,ある分野に関する知識やそれを活用する能力。

三省堂 大辞林

literally(文字通り)とか、literature(文学)など、
お仲間の言葉もありますね。

そもそもの意味は文字を読んだり書いたりする能力ですが、
転じて「知識」や「それを活用する能力」というようなことも意味します。

最近ではITリテラシーとか、ファイナンシャルリテラシーと、
よく見かける言葉ですね。

少し話が逸れましたが、このITリテラシーがないと、
国際バカロレアの勉強が全く捗らないのです。

MYPに入ったら個人持ちのPCとWifiの環境は必須であるように思います。

そんなに上等なパソコンでなくてもよいと思いますが、
Word、Excelに加え、Power Pointも必要になってくるでしょう。

どのような場面でITが必要なの?

では、どのような場面でITを使うのか挙げてみたいと思います。
※うちの子達の学校でのお話です。

・Task(課題)を受け取る
・調べごと
・教師への質問
・レポート作成
・Taskの提出
・プレゼンテーション

上記のように勉強の一連の流れにITは欠かせないものとなっています。

Taskとは、課されたたテーマに自分で探求し、自分自身の答えを見つけ、
そのソース(根拠となる情報)を明示しレポートすることです。

ざっくりいうと、夏休みの自由研究の上級版のようなものです。
それが夏休みだけでなく年がら年中出されます。(汗)

これが苦痛である子には、国際バカロレアのプログラムは
厳しいものになるかもしれません。

調べごとについては、何もインターネットばかりでなくてもいいです。
新聞でも、書籍でも構わないわけですが、今の(子供達の)時代
主流はインターネットのようです。

そしてレポートを仕上げるわけですが、手書きはほとんどありません。
Word、Excelは当たり前で、Power Pointも駆使しています。

国際バカロレア学習の中では、スピーチやプレゼンテーションというものは
ごく身近なものとなります。

私がPower Pointを使えるようになったのは社会人になってからでしたが、
子供たちはもうすでに使いこなしています。

「なに、今の技?! パワポにくるくる出てきたね~」
なんて私の方が子供のパワポの技に食いついたりします。

Taskについてですが、学校独自のコミュニケーションシステム
のようなものがあって、それを通じて受け取ったり提出したりします。

「先生、このTaskのここがわかりません?」
みたいな質問も、取り交わされることもあります。

もちろん質問なんかは、学校でのリアルな時間の方が多いかもしれませんね。
ただ、提出は【何月何日何時まで】にアップロードしなければなりません。
提出期限はシビアです。
(うちの子達の学校では。)

自宅から送信する場合が多いですから、Wifiの環境は必須です。

国際バカロレアのTaskにお役立ちツールやサイト

余談ですが、ここで子供たちがどんなツールを駆使しているのかご紹介です。

なんといってもGoogle翻訳は出番が多いようです。
最初の頃は日本語➡英語も多かったようですが、
最近では英語力も上がって、逆に(英語➡日本語)使っている
様子も見られます。

つまり、自分の文章が意味が通るか確認する意図で使用します。

※Google翻訳はへんな英訳になる場合もあるので、必ず確認を!

他にもweblioやアルクなどのWeb辞書は使いまくりです。

Wordのスペルチェック機能には大変お世話になっているようですね。

画像の張り付けも頻繁に行うので、画像切り抜きソフトが活躍します。
Windowsに標準装備のSnipping toolは大活躍です。

またスマホでとった写真をPCに送るのは、うちではチャットワークを
使っています。

チャットワークは情報の共有に非常に便利で、
「今回のTaskに役立ちそうなサイトがあったよ」なんて
URLを子供に送って情報をシェアしたりもしています。

外出先での勉強には、ポケットWifiやスマホのテザリング機能も
役立ちます。

親もITわからないでは済まない!環境を整備してあげることが必要

いかがでしょう。上記はあくまで我が家の取り組みです。
もっともっと工夫されて効率よく行っている方も沢山いらっしゃるの
ではないでしょうか!

勉強のスタイルは人それぞれでいいと思います。
科目によっても違うと思います。

リアルに書籍を読むことも大切だし、
手書きで漢字を覚えることも大切!

ただ、もしこうしたITが使えなかったら?
特に国際バカロレアでどかんどかん出されるTaskにおいては、
時間的な負担は倍増するのではないかと思います。

親の方も「よくわからない。」ではなく、環境を整えてあげる
必要があると思います。

ITを使いこなすことは、この時代を渡るのには
必須アイテムです。
そして、その向こうにはAIの世の中が待ち受けけています

「AIに使われる人間になるのか、
AIを使う側の人間になるのか。」

これは事業家家族の我が家の口癖です。

国際バカロレアでの学習をきっかけに、ITやAIについて
考えてみるのもいいかもしれません。

ABOUT ME
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国際バカロレア ママ
2人の子供たちはIB一貫校で学び海外大学へ。 過酷な(?)MYP〜DPで学ぶ子供たちを傍に見守りながら、いいことも悪いことも感じたことを綴っています。IBDPを取得し、またそれを活かして大学に合格した今振り返ると、いいことの方が多かったかな。日本にもっと国際バカロレアが広がるといいな!という気持ちでサイトを運営しています。
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